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ものづくり 教育

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2017年05月03日

ものづくりには、理系教育が不可欠

「理系離れ」という言葉があるように、最近の学生は理系学部に進むことを避ける傾向があるといわれています。

しかし、理系教育は、ものづくりの基本。これがおろそかにされることには、大きな不安を感じます。


たとえば、商品の開発や改良をするとき。素材や形状をどうしようかと考えるためには、その素材や形状に関する基礎知識が必要です。

耐久性はどうか、加工はしやすいか、適切な加工方法は何か。

これらのことをすべて考えて、アイデアを出し、試行錯誤していかなければいけません。そのためには、理系の知識が必要です。


最近では、ものづくりはコストの低い外国にまかせて、日本はクリエイティブな発明に注力し、その知的財産を使って儲ければいい、

という人もいます。しかし、ものづくりの場におけるクリエイティブな発明をしたいなら、やはり理系の学問は必須。

「こういうのがあればいいな」というアイデアは文系理系関係なく出せるかもしれませんが、それを形にするには、理系の教養が必要です。


つまり、昔ながらのものづくりを大切にするにせよ、知的財産関連分野での活躍を目指すにせよ、

理系の素養は大切だし、その基礎となる理系の教育もまた大切にしなければいけないのではないでしょうか。

とはいえ、理系の教育に関しては、明るい要素もあります。たとえば、「リケジョ(理系女子)」と呼ばれる存在もそのひとつです。


リケジョとは、理系の学問を志す女性のことを指す言葉。中には「いちいちそういうことにまで性別の区別を入れるのはいかがなものか」

と言う人もいますが、理系学部やものづくりの現場を見渡すと、たしかに従来は男性がほとんど。


医学部や薬学部などには女性の学生もそれなりにいるようですが、工学部などでは、数十名いる学生のうち女性はたった数名だけという話も

聞いたことがあります。そう考えると、やはり理系の、それもものづくりに関連する分野の学問を目指す女性は非常に貴重です。


私は、女性も積極的にものづくりの場に入ってきてほしいと思っています。

というのが、女性が入ってくることで、ものづくりの着眼点にバリエーションが増えるからです。

あまり男性と女性が違うという話をするのもよくないのかもしれませんが、経験上、やはり男性と女性の発想や着眼点は違います。

男性ばかりのチームと男女混合のチームとでは、出てくるアイデアも違うのです。

それを考えると、ものづくりの場にはできるだけ女性もいてほしいですし、そのためには、リケジョ、理系の教育を受けた女性が

増えてくれたらありがたいと思っています。


理系教育が大切にされ、さまざまな視点からものづくりを見られる人材が増えることを願っています。

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