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めっき密着性試験の方法6つ(前編)

めっき密着性試験の方法6つ(前編)

2026年05月01日

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今回は「ものづくりのめっき密着性試験の方法6つ」についてご紹介します。

めっきの密着性試験は、素材に対してめっき膜がしっかり付着しているかを確認する重要な工程です。
めっきは耐食性や導電性の向上、外観の改善を目的として施されますが、密着が不十分だと剥がれや浮き、割れなどの不具合が発生してしまいます。

前編では、代表的な密着性試験のうち3つの方法をご紹介します。

【摩擦試験】

摩擦試験は、擦れや接触による摩耗や剥離の有無を確認する試験です。

金属製の工具などで表面を擦る方法のほか、摩擦試験機を用いてより厳密に評価する場合もあります。
密着性に問題がある場合は、膨れや割れ、剥離といった異常が発生します。

【テープ試験】

テープ試験は、密着性試験の中でも最も一般的な方法です。

試験片にテープを貼り付け、一定の条件で一気に剥がし、めっき膜の付着状態を確認します。
剥がれがなければ良好、一部剥がれがあれば注意、広範囲に剥がれる場合は密着不良と判断されます。

短時間で実施できるうえ、JIS規格にも定められており、日常的な品質チェックとしても広く活用されています。

【やすり試験】

やすり試験は、やすりで表面を削り、めっきの剥がれ方を確認する方法です。

面に対して約45度の角度でやすりをかけ、削った部分の状態を目視や拡大鏡で観察します。
境界がなめらかであれば良好、めっきがめくれ上がる場合は密着不良と判断されます。

比較的簡単に実施できる方法ですが、試験対象よりやすりが硬くない場合は適用が難しい点に注意が必要です。

密着性試験には、このほかにも環境変化や機械的負荷に対する耐性を確認する方法があります。
後編では、熱衝撃試験や曲げ試験など、残りの試験方法について解説します。
次回の更新もぜひご覧ください。

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