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ものづくりで使われるばねの種類と特徴(前編)
2026年05月07日
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今回は「ものづくりで使われるばねの種類と特徴」についてご紹介します。
ばね(スプリング)は、衝撃の吸収や位置の保持、力の蓄積など、さまざまな役割を担う重要な部品です。
自動車や家電、機械工具、電子機器など、あらゆる製品に使用されており、ものづくりに欠かせない存在となっています。
前編では、代表的なばねである「コイルばね」と「板ばね」について解説します。
【コイルばね】
コイルばねは、らせん状に巻いた構造を持つ最も一般的なばねです。
伸縮によって力を蓄え、衝撃を吸収する役割を担います。
用途が非常に幅広く、ばねの中でも代表的な存在といえるでしょう。
主に以下の3種類に分類されます。
・圧縮コイルばね
縮める力を受けるばねです。
素材やコイル径、ピッチを調整することで多様な設計が可能です。
ボールペンのような小型部品から、バイクのサスペンションのような大型用途まで幅広く使用されています。
・引張コイルばね
引っ張る力を受けるばねです。
両端にフックを持つ構造が一般的で、ドアの開閉部や農機具などに使用されています。
フック形状の工夫により、さまざまな用途に対応できます。
・ねじりコイルばね
回転方向の力を受けるばねで、ねじられた力を解放することで動力として利用されます。
耐久性が高く、製造しやすい点が特長です。
精密機器やゲーム機などにも使用され、汎用性に優れています。
また、2つ組み合わせて使用する「ダブルトーションばね」もあります。
【板ばね】
板ばねは、金属板を湾曲させて作られるばねです。
重ね板ばねや薄板ばねなどの種類があり、コイルばねに比べて構造がシンプルで扱いやすい点が特長です。
また、複雑な形状にも対応しやすく、用途の幅が広いのもメリットです。
オーダーメイドや少量生産にも適しており、さまざまな製品に採用されています。
ばねには用途や機能に応じてさまざまな種類があり、それぞれ異なる特性を持っています。
後編では、「トーションバー」「皿ばね」「渦巻きばね」について詳しく解説します。
次回の更新もぜひご覧ください。
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