ものづくりブログ
ものづくり ロングテール

ものづくり ロングテール

2017年02月07日

ものづくりもロングテールの時代へ

オンラインショップの登場とともに現れた、「ロングテール」という売り方があります。

従来の小売店は、限られた店舗スペースを使って商売をしていました。
そのため、スペースをいつまでも圧迫するような、年に数個しか売れないような商品の扱いは避ける傾向にありました。

おおざっぱに言うと「量産された売れ筋商品を大量に仕入れ、一気に売ってしまう」という方法で販売をしていたわけですね。

しかし、オンラインショップは小売店と違い、店舗スペースに限りはありません。中には、ドロップシッピングといって、
商品の宣伝をするだけで在庫管理や発送などはすべてメーカーにまかせてしまうという形態のオンラインショップもあります。

こうなると、店舗が在庫で圧迫されるということがありません。

また、オンラインショップは比較的容易に開くことができます。用意に開くことができるということは、
ライバルも多いということ。したがって、とにかく特徴ある品ぞろえで集客しなければいけません。

その結果生まれたのが「売れ筋以外の商品も仕入れ販売する、品ぞろえ勝負の売り方」です。
このような売り方が、ロングテールと呼ばれる売り方です。

このような売り方をすることで、顧客が増え、売上も増えるという現象も起きているそうですよ。

売れ筋のものを量産するという方法は、たしかに高度成長期などの時期には必要だったでしょう。
しかし現在、量産型ものづくりの場は、より安いコストで量産が可能な海外へと移りつつあります。
国内に残るものづくり企業は、量産だけを追っていてはものづくりを続けることができにくくなってきています。

そこで必要なのが、ロングテールなものづくり。

売れ筋のものを量産するだけでなく、それほど頻繁に依頼がこないものも作れるような体制を作り、作れるモノの種類を増やすことで
「あそこにお願いしたらどんなものでも作ってくれる」と思われるものづくりを目指すということも、
これからますます重要になってくることでしょう。

とはいえ、ものづくりにはオンラインショップと違い、実際の工場ではものづくりのための原材料が必要です。
売れ筋以外のものまでつくるラインはなかなか確保できないこともあるでしょう。

そのために必要なのが、複数のものづくり企業で協力し、ロングテールなものづくりができる体制を作ること。
そして様々な金属材料で、様々な部品を、様々な加工方法でご要望にお応えする。

量産することだけでなく、さまざまな顧客の要望にマッチするものづくりを行うことができるよう、
自社はもちろんパートナー企業と一緒に努力をしていく。
そして、顧客と売上を増やしていく。これからのものづくりには、こんなロングテールの視点も欠かせないと考えています。

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