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MIT耐折試験機の試験方法と活用事例(前編)
2025年07月17日
製造業の受発注をサポートするポータルサイト「ものづくり市場」公式ブログです。
オーダーメイド部品加工や精密機械加工に関わる企業が集う「ものづくり市場」では、最新の業界動向や技術情報を発信しています。
今回は、紙やフィルム、電子部品などの品質評価に欠かせない「MIT耐折試験」について、前後編に分けて詳しくご紹介します。
【MIT耐折試験とは?】
MIT耐折試験(MIT Folding Endurance Test)は、素材を繰り返し折り曲げた際の耐久性を数値で評価する試験です。
破損や断裂が発生するまでの折り曲げ回数を測定し、耐久性や品質を確認します。
使用される分野は以下の通りです。
・電子部品(フレキシブルディスプレイ、回路基板など)
・包装材料(食品パッケージなど)
・紙・印刷物(紙幣、証券、カタログ紙など)
・プラスチックフィルムや繊維素材
品質のばらつきを抑えたり、新素材の開発にも役立つ重要な評価試験です。
【試験機の基本構造】
MIT耐折試験を行うための機械が、MIT耐折試験機です。
MIT耐折試験機は以下の構成で成り立っています。
・クランプ:試験片を固定
・折り曲げ機構:一定角度で交互に折り曲げる
・荷重装置:テンション(例:1kg)をかける
・カウンター:折り曲げ回数を記録
【試験方法の概要】
MIT耐折試験は、JIS P 8115やJIS C 5016といった規格に基づいて実施されます。
試験片のサイズや枚数、テンション、速度などの条件は素材ごとに設定します。
主な手順は次の通りです。
1.規定サイズ(例:15mm×110mm)の試験片を用意し、クランプで固定してテンションをかけます。
2.中央を一定の速度(例:毎分170~175回)で交互に折り曲げます。
3.試験片が破断するまで繰り返し、回数を記録します。
後編では、具体的な評価基準や用途別の求められる耐折回数、試験条件の調整ポイントなどを詳しくご紹介しますので、後編もお楽しみに。
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