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ものづくりの仕上げ~研磨加工の種類を紹介~(前編)

ものづくりの仕上げ~研磨加工の種類を紹介~(前編)

2025年07月11日

オーダーメイド部品加工・機械加工の受注・発注を行っている製造業のポータルサイト「ものづくり市場」公式ブログです。
ものづくり・金属加工・部品加工・試験機など、日本の製造業に関わる様々なトピックをお届けしています。

今回は、製品の品質と見た目を大きく左右する「研磨加工」の基本と代表的な手法について、前後編に分けてご紹介します。

【研磨加工とは?】

研磨加工は、ものづくりにおいて製品の仕上げとして行われる重要な工程です。
金属、木材、プラスチック、ガラスなど、さまざまな素材の表面を滑らかにしたり、寸法精度や耐久性を向上させたりする目的で実施されます。

具体的には、以下のような目的があります。

・表面の粗さを除去し、美しい光沢を出す
・寸法の精度を高める
・表面の強度や耐腐食性を向上させる

工具や研磨材を使用して表面を削ることで、目的に応じた形状や仕上がりを実現できます。

【研磨加工の方法と選び方】

研磨加工にはさまざまな種類があり、加工の目的や素材、求める仕上がり精度に応じて最適な方法を選ぶ必要があります。
中でも、加工方法は大きく分けて「機械研磨」と「手作業研磨」に分類できます。

・「機械研磨」
高精度で効率的な仕上げが可能。大量生産に適しています。

・「手作業研磨」
細かい調整や繊細な仕上がりに対応可能。熟練技術が必要です。

前編では、比較的よく使われる以下の4種類について詳しく解説します。

【1. 紙ヤスリ研磨】

紙ヤスリを使ったシンプルな研磨方法で、木材や金属の表面を整えるのに使われます。
紙ヤスリの粗さ(番手)を変えることで、粗削りから仕上げまで柔軟に対応できます。

【2. 砥石研磨】

砥石を高速回転させ、対象物に接触させて研磨する方法です。
刃物の研ぎ直しや金属部品の仕上げなど、精度の高い加工に適しています。

【3. バフ研磨】

柔らかい布製のバフを高速回転させ、コンパウンド(研磨剤)とともに使用して光沢を出す方法です。
ステンレス製品や宝飾品など、美観が重視される製品に多く用いられます。

【4. 電解研磨】

電解液と電気を用いて、金属表面の微細な凹凸を溶解して滑らかにする方法です。耐食性が向上し、医療機器や食品機械など、衛生面が重視される分野に適しています。

後編では、さらに高度な仕上げ技術や大量処理に適した研磨方法をご紹介しますので、どうぞお楽しみに。

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