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【工作機械シリーズ】NC工作機械の特徴(後編)

【工作機械シリーズ】NC工作機械の特徴(後編)

2025年06月11日

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前編では、NC工作機械の基本構造について解説しました。

【前回の内容】
ものづくり市場公式ブログ 「【工作機械シリーズ】NC工作機械の特徴(前編)」へのリンク

NCとは「Numerically Control(数値制御)」の略で、NC工作機械は工具の動作を数値制御装置で管理する機械を指します。
従来の手動操作の汎用工作機械に比べ、自動化による効率向上が可能です。
また、NC工作機械は「工作機械」と「数値制御装置(NC装置)」で構成され、プログラム(GコードやMコード)によって動作します。


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後編では、NCプログラムの入力方法や、マシニングセンタとの違いについて詳しく解説していきます。

【NCプログラムの入力方法】

NC工作機械を動かすためには、専用のNCプログラムを入力する必要があります。
主な入力方法として、「手打ち」「対話式」「ソフトウェア」の3種類があります。

・手打ち入力

作業者がNC装置のキーボードやスイッチ、タッチパネルを使って直接プログラムを入力する方法。

・対話式入力

NC装置の画面に表示される指示に従い、作業者が加工条件や寸法を入力する方法。

・ソフトウェア入力

PC上でCADやCAMなどのソフトウェアを使ってプログラムを作成し、USBメモリやネットワーク経由でNC装置に転送する方法。

それぞれの方法にはメリット・デメリットがあります。
「手打ち入力」はシンプルですが、複雑な加工には向いていません。
「対話式入力」は初心者でも操作しやすいのが特徴です。
「ソフトウェア入力」は高度な加工が可能ですが、専門知識や設備が必要です。
作業環境や加工内容に応じて、適切な入力方法を選ぶことが重要です。

【NC工作機械とマシニングセンタの違い】

NC工作機械とよく比較される「マシニングセンタ」ですが、両者の違いは「ATC機能(自動工具交換装置)」の有無です。

・NC工作機械

加工ごとに作業者が手動で工具を交換する必要がある。

・ マシニングセンタ

ツールマガジンを備え、チェンジアームによって工具を自動交換できる。

マシニングセンタのATC機能によって、複数の加工を連続して行うことができるため、作業効率が向上します。
特に高精度の加工を求められる現場では、マシニングセンタが活躍しています。

【まとめ】

NC工作機械は、数値制御によって精密な加工を実現できる機械であり、製造業の現場で広く活用されています。
また、NCプログラムの入力方法や、マシニングセンタとの違いを理解することで、より適切な設備選びが可能になるでしょう。

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☆★☆ものづくり市場内 ご参考ページ☆★☆

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