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【工作機械シリーズ】NC工作機械の特徴(前編)

【工作機械シリーズ】NC工作機械の特徴(前編)

2025年05月18日

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ものづくりの現場では、高精度かつ効率的な加工を実現するために、さまざまな工作機械が使用されています。
その中でも「NC工作機械」は、現在の製造業に欠かせない存在です。

今回は、NC工作機械の基本について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

【NC工作機械とは】

NCとは「Numerically Control(=数値制御)」の略称です。
つまり、NC工作機械とは、加工品に対する工具の順番や必要な作業工程を、数値制御装置によって管理する工作機械を指します。

現在では、コンピューター制御機能を備えた「CNC(=Computerized Numerical Control)工作機械」が一般的で、NC工作機械とCNC工作機械はほぼ同義と考えられています。

かつては、作業者が手動でハンドルを操作する「汎用工作機械」が主流でしたが、1950年代にアメリカでNC工作技術が開発され、製造現場に急速に普及しました。
現在では、NC工作機械が生産性向上の鍵を握る重要な設備となっています。

【NC工作機械の基本構造】

NC工作機械は、「工作機械」と「数値制御装置(NC装置)」の組み合わせで構成されています。

・工作機械:実際に材料を削ったり加工を行う部分。

・NC装置:加工の順番や動作を指示する数値制御機能を持つ装置。


機械によっては、これらの部分を別々のメーカーが製造していることもあります。
従来は、演算装置やトランジスタを利用したNC装置が一般的でしたが、現在ではコンピューターによる制御が主流となっています。

NC工作機械を動かすためには、「NCプログラム」と呼ばれる指示データが必要です。

【NCプログラムの仕組み】

NCプログラムは、「Gコード」や「Mコード」と呼ばれる機械加工専用のコードを用いて作成されます。
NC装置がこのプログラムを読み取り、各パーツに指令を出すことで、精密な加工が実現されるのです。

例)

・どのパーツのモーターを、どの方向に、どのくらいの速さで動かすか
・切削工具をどの深さまで入れるか


上記のような細かい指示が数値で管理されていきます。

後編では、「NCプログラムの入力方法」や「マシニングセンタとの違い」を詳しくご紹介します。
ものづくり市場公式ブログ「NC工作機械の基礎知識(後編)」もぜひお楽しみに!

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