ものづくりブログ
試作①

試作①

2017年01月31日

ものづくり企業の「試作」に必要なもの

今日は、ものづくりの「試作」について話をしようと思います。

試作をするには、必要なものが2つあると考えています。

1つは、単品、少ロットの加工ができる技術や設備。
試作は、その名前のとおり試しに作ってみることです。したがって、いきなり大量生産をすることはありません。

ですから、単品・少ロットで加工・生産ができる技術や設備を持っていないと試作することはできません。

そしてもう1つは、アイデアを形にすることに特化したサービス。

試作には、「思いついたアイデアをひとまず形にしてみる」という意味もあります。
しかし、この「思いついたアイデア」というのが結構くせ者。

ほとんどの場合は、最初から明確に「こういう部品」という具体的なアイデアがあるわけではありません。
「こういう部品があったらいいなあ」「こういうことができるものがあったらいいなあ」という、
非常に漠然とした、あいまいな思いがあって、それが徐々に固まって設計図になり、試作品になっていくわけです。

この、漠然としたアイデアをとにかく試作ができる状態まで具体化させるプロセスがなかなか難しい。

ああでもないこうでもないと考えつづけないといけないため、アイデア力や発想力はもちろん、根気も必要です。
ひとりで考えているとどうしても考えが堂々めぐりをすることや、行き詰まってしまうこともあるでしょう。

だからこそ、アイデアを形にするために誰かの協力が必要です。
それも、できればさまざまなものづくりのノウハウ、すなわち、金属だけでなくその他の材料の特性を含め、
部品の機能、必要な形状、強度、加工方法のノウハウを知っていて、
その知識を元にいろんなヒントやアイデアを出してくれそうな人と。

ものづくり市場には、長年のものづくりを通じて得た知識や技術があります。この知識を活かし、
単品・少ロットでの試作品生産を行うことはもちろん、このアイデアを形にしていくプロセスにも、積極的に関わっていこうと考えています。

とはいえ、これはもちろん、ものづくりの基本である「生産」からアイデア重視にシフトしていくということを意味していません。

ものづくり企業は、やはりものづくりをすることが一番大切です。
その基本を守りつつ、新しいことにも挑戦していけたら、と考えています。

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