ものづくりブログ
ギヤー老化試験機の役割と重要性(前編)

ギヤー老化試験機の役割と重要性(前編)

2025年04月14日

オーダーメイド部品加工・機械加工の受注・発注を行っている製造業のポータルサイト「ものづくり市場」公式ブログです。
安心・安全な製品を提供するためには、試験機(Tester、Testing machine)を用いて、厳密な検査をしなければなりません。

今回ご紹介するギヤー老化試験機は、ゴムやプラスチックなどの材料の熱や酸化による老化や劣化に対する耐久性を評価する試験機です。
一般的には、オーブンをイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。
前編では、ギヤー老化試験機の簡単な説明と試験方法についてお伝えしたいと思います。

【ギヤー老化試験機とは】

ゴムやプラスチックなどの熱安定性を促進するオーブンのような機械のことで、強制循環形熱老化試験機とも言い換えることができます。
一般のオーブンと異なる点は、密閉性、槽内温度分布、平均風速、空気置換等の高度な管理機能を有していると共に、内容物への熱の均一性を得るための回転架台が標準装備されているところです。

ギヤー老化試験機を使えば、高分子材料を加熱し、劣化の進行を加速させることで、材料の熱老化特性を評価することができます。
熱の耐久性を事前に確認しておくことは、電気製品や機械製品を安全に長く使用するために欠かせない工程なのです。

【試験方法】

ギヤー老化試験機では、試験片を槽内に吊るし、一定時間加熱することで劣化を促進していきます。
試験槽の内部に数か所、一定時間のデータを収集していきます。
測定結果は、最高温度と最低温度の差、ならびに周囲温度の変動が設定温度±10℃以内、かつ設定温度の±5%以内であることを確認していきます。

一般的なオーブンではこのような厳密な温度制御が難しい場合があるため、規格に準拠した正確な試験を行うには専用の試験機を使用する必要があるのです。

また、試験後は、外観チェックや引張試験などの物性評価も行い、材料の熱老化特性を測定します。

本日は、ギヤー老化試験機に関する基礎的な知識をお伝えいたしました。
後編では、ギヤー老化試験機の装置について、より詳しく解説していきます。
熱老化試験を検討されている方やギヤー老化試験機の導入を検討されている方は、次回の更新をお楽しみに。

ものづくり市場では、「マイズ試験機」をネットワークに迎えております。
マイズ試験機では、クリープ試験機、ギヤー老化試験機、ディスク疲労試験機、引張試験機、自動荷重試験機、衝撃試験機、自動カットソー、MIT耐折度試験機、ミキシングロール機などの材料試験機・物性試験機各種を取り揃えております。
また、オーダーメイド試験機、試験槽等の製作も行っておりますので、ぜひお問い合わせいただければ幸いです。

▶マイズ試験機 公式サイト:トップページ 各種材料試験・物性試験機はJIS、ASTM、ISO準拠のマイズ試験機 https://www.mys-shikenki.co.jp/

▶ものづくり市場 公式サイト:装置 ものづくり市場で、理想のオーダーメイド装置を製作 https://monozukuri.co.jp/souchi/

▶ものづくり市場 公式サイト:試作 ものづくり市場で、各種試験機を使って試験するときに必要な試作を行う https://monozukuri.co.jp/shisaku/

部品加工・試作・装置・ものづくり
の相談・見積り歓迎!