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ものづくりにおける銅の特性(前編)
2024年09月22日
ものづくり市場公式 ものづくりブログです。
今回はものづくりにおける銅の特性(前編)ということで、銅の特性がものづくりに与える影響を考察します。
銅(英語でいうCopper(カッパー))はものづくりでは様々な分野で使用されています。
電気伝導性や熱伝導性、柔軟性、抗菌性、耐食性、そしてリサイクルしやすいといった特性を持っており、ものづくりでは定番の素材でもあります。
銅の特性がものづくりに与える影響は何なのでしょうか?
・銅の導電性と熱伝導性
銅の導電性と熱伝導性が高い特性は、エネルギーを効率的に管理でき製品の耐久性の向上が望める素材です。
電気伝導性が高いと、電気機器や電力インフラではエネルギーの損失を最小限に抑えられます。
電力を効率的に供給できるようにもなりますので、ものづくりでは電線やケーブルの主な素材として重宝されています。
さらに銅は熱伝導性が高い特徴は熱をスピーディーかつ均一に分散できます。
そのため熱交換器やラジエーター、電子機器を冷却する部品などとして使用されており、今の時代では欠かせないパソコンやスマートフォンなどにも欠かせない素材です。
・銅の柔軟性と加工性
銅は柔軟性があり加工がしやすく、鍛造・鋳造、切削といった様々なものづくりに対応できる金属です。
また溶接がしやすい特性もあり、ほかの金属と組み合わせて合金にするなど応用範囲が広くなっています。
銅は線や管、板など用途に応じた形状にできますし、細かい配線や複雑な形状の部品を製造できます。
よって電子機器をはじめ小型の部品から建築建材まで多岐にわたる製品に活用されるようになりました。
今では、切削や溶接といった銅を使っての機械部品加工も広く行われています。
ものづくり市場でも銅を使った金属加工・部品加工を日々ご依頼いただいております。
ものづくりパートナー工場の職人さんは銅加工のポイントを把握したうえで、銅の加工・切削・溶接に対応しております。
銅を用いた部品加工のお問い合わせは、ものづくり市場までご相談くださいませ。
ご参考ページ:
ものづくり市場 公式サイト:銅加工 ものづくり市場 https://monozukuri.co.jp/copper/
ものづくり市場 公式サイト:機械加工 ものづくり市場 https://monozukuri.co.jp/kikaikakou/