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この部品ができるまでの工程 フライス切削加工

この部品ができるまでの工程 フライス切削加工

2017年01月07日

この部品ができるまでの工程 フライス切削加工



まずは材料です。

切削工程を短縮するために6F材料を使います。

写真の大きなR部が重要です。

R部を加工する前に肉厚を考慮して裏側から切削を開始します。

フライスに材料を固定します。

エンドミルで切削します。

次に反対面のR部をボールエンドミルで大胆に切削します。

もう一度、反対面の最初に切削した面を整えます。

再度、反対面のR部を小さなサイズのボールエンドミルに変更してR面を仕上げます。

固定を緩めて歪の程度を検査します。

R部の上面を仕上げます。

横型フライスに固定して側面の加工に移ります。

タップの下穴も開けておきます。

掴みかえて、貫通の長孔を開けます。

リーマーでH7公差に整えます。

最後にタップでネジ加工します。

寸法検査、面の検査をして合格であれば終了です。

掴みかえの回数は7回です。

結構な手間です。

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