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ものづくりブログ
ものづくりの課題と解決策を考える（前編）
2024年07月24日
ものづくりの受注生産の受託サイト「ものづくり市場」公式ブログです。
日々ものづくりに関わっていることで見えてきたものづくり業界・製造業における一般的な課題・解決策を書いてみます。
ご存知の方も多いと思いますが、わが国のものづくりは精密・精巧な加工で、品質に定評がある一方、さまざまな課題を抱えています。
どんな課題がありどんな解決法があるのかを知ることが、今後のものづくりの発展につながるのではないでしょうか。
・労働力不足（人手不足）
ものづくり業界で深刻な課題とされているのが、労働力不足です。
若い世代の人口が減少し続けていることもあり、人手の確保に頭を悩ませるところが多くなっています。
人材を集めるには、まずものづくり業界のイメージアップが必要です。
働きやすい環境を作り、きつい、汚い、厳しいといった負のイメージを払拭する必要があるでしょう。
またシニア世代や外国人など、採用する人材の幅を広げたり、オートメーション化し人手不足を賄うといった対策も有効です。
・後継者不足
ものづくりでは高齢化が進み、若い後継者がいないという問題があります。
若い世代の働き手がいないことにより、高い技術を持つ人材の確保が難しくなっている現状があります。
また、経営人材の後継者がいないことで、ものづくり企業そのものの事業承継が難しくなっていることもあります。
ものづくりを続けていくために進められているのが、ノウハウの見える化です。
データ化することで過程やノウハウを誰もが共有できるようになります。
これまでは先輩が後輩に伝統や技術を個々に伝承していくシステムが多く見られましたが、誰でも分かりやすくすることで、技術の承継がしやすくなります。
次回の後編でも、ものづくり業界が抱えている課題と解決策について記します。
金属加工（板金・切削・製缶）や樹脂加工といったものづくりのご相談は「ものづくり市場」にお寄せください。
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