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ものづくりブログ
サステナブルやSDGsを意識した持続可能なものづくり(後編)
2024年07月12日
ものづくり市場公式ブログです。
前回の前編では、SDGsやグローバルゴールへの意識や、サステナブルの意識が高い企業は、競争力も上がることを述べました。
今回の後編では、「環境配慮・SDGsへの意識を持つ従業員を育てる」をテーマに、持続可能なものづくりについてのお話を続けます。
前編の内容:SDGsに取り組み、サステナビリティを意識した活動・ものづくりは企業価値を上げ、経営力のアップにもつながることを述べました。環境配慮・SDGsへの意識を持つ従業員を育てることが、まわりまわって企業の競争力の源泉にもつながります。
ものづくり市場公式ブログ 「サステナブルやSDGsを意識した持続可能なものづくり(前編)」へのリンク
・環境配慮・SDGsへの意識を持つ従業員を育てる
サステナブルなものづくりをするために、大切なのが従業員の教育です。
ものづくりでは製造技術を身に着ける教育が大切と思われがちです。
もちろん技術の継承は重要なのですがすが、現代は環境意識を身に着けさせることもますます大切になっています。
環境問題については、新しい法律も制定されています。
今後は、変化に対応できる人材・人財の育成をしなければなりません。
たとえば、2022年4月1日には「プラスチック新法(プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律)」が施行され、ものづくり業界では以下のような取り組みをしなければならなくなりました。
・プラスチックの使用量を減らす
・素材の種類を減らす
・包装を簡素化する
・リサイクルできるプラスチックを使う
・プラスチック以外の素材を使う
・耐久性があり長く使える製品をつくる
・廃棄しやすい構造にする
新しい規則を無視するわけにはいきませんので、これまでの設計や素材、製造工程の変更を余儀なくされる可能性はあります。
しかし、サステナブルへの意識が低いと、少しくらいなら守らなくても良いだろうと思ってしまう傾向があるようです。
法令違反を犯したことが知られると、信頼を失い企業価値の低下につながってしまいます。
・サステナブル・環境保護を意識したものづくりをしよう
実際、サステナブルな意識が見られないところとは、取引をしないという企業も出てきています。
特に大企業はサステナブルへの意識が高くなっています。
サステナビリティをあまり重要視していなかったために、ビジネスチャンスを失い、大きな損失を出してしまうこともあるのです。
健全な経営をするためにも、規模や形態にかかわらず、サステナブルを意識するものづくりは大切といえるでしょう。
・ものづくり市場での環境保護の取り組み
ものづくり市場および運営元の株式会社セブンシーでは、持続可能なものづくりの未来を目指して、環境保護を意識したものづくりや社会貢献活動を行っています。
主力製品である機械部品・金属部品の生産面では、省エネ機械やLED照明の導入によってエネルギー使用量を抑制する工夫をしております。また、プラスチック新法に呼応する形で、発送における過梱包を抑制し、限りある資材・資源の使い過ぎに注意しています。
また現在は社会貢献として、京都府における有機農業支援や文化財保護といった活動も行っています。
ものづくり市場は今後も、日々の部品加工・金属加工といったものづくりや、社会貢献活動を通じて、豊かで実りある社会の実現にしてまいります。
「サステナビリティ(持続可能性)」や「SDGs(持続可能な開発目標)」は、下記で述べているようにものづくり市場のビジョンとなっております。
ものづくり市場 会社概要・ビジョンのページ ものづくり市場へのリンク (https://monozukuri.co.jp/company/)
環境に配慮したものづくり市場のサービスフローは下記をご覧ください。
ものづくり市場 ご利用手順ご紹介のページ ものづくり市場へのリンク (https://monozukuri.co.jp/flow/)