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ものづくりにおける表面処理の役割とポイント(後編)
2024年07月06日
ものづくり市場公式ブログです。
前回の前編では、ものづくりにおける表面処理の役割をご説明しました。
今回の後編では、ものづくりにおける表面処理のポイントについて解説いたします。
前編の内容:ものづくりにおける表面処理の意義・メリットについて下記をあげました。
・金属は錆びやすいというデメリットをなくせる
・表面処理の特性に応じた付加価値を付けられる
・部品や製品の美観(見た目)を良くする
ものづくり市場公式ブログ 「ものづくりにおける表面処理の役割とポイント(前編)」へのリンク
【表面処理のポイント】
ものづくりの表面処理においては、素材や形状、目的などにより最適な方法が異なります。
適切な表面処理を選択しないと、表面処理しても思ったような効果を得られないという残念な結果になる場合もある点に注意してください。
ここでは、表面処理を行う上でのポイントをいくつかまとめます。
・素材への影響を考える
表面処理することにより、素材・材質に問題が生じないかを見極めましょう。
素材と相性が悪い方法を用いると、変形する、脆くなる、軟化するといった困った事態になってしまうことがあります。
・状態や形状を確認する
表面処理をしても良い状態なのか、製品の確認が大切です。
もし汚れやサビが付着している状態では、十分な効果は得られにくくなってしまいます。
また製品の形状により、均一な表面処理が難しくなる場合があります。
複雑な箇所や細かい箇所がある形状でも、対応できる方法を選択しなければなりません。
・コストはかかりすぎないか
表面処理は想像以上にコストがかかる工程です。
表面処理に力を入れるのは悪いことではありませんが、コストがかかりすぎるのはナンセンスです。
製造工程や材料の見直し、まとめ生産を活用するなどして、コストダウンを図るようにしましょう。
【今回のまとめ】
今回のブログでは、ものづくりにおける表面処理のポイントについて下記をあげました。
・表面処理後に問題が生じないよう、素材・材料への影響を考える
・対象部品の状態や形状を確認する
・表面処理にコストがかかりすぎないか確認する
一口に表面処理といっても、一朝一夕に要点が分かるようになるものではありません。表面処理においても知識、経験値、技量が必要になります。
ものづくり市場では、信頼できる実績のあるメッキ屋さんと提携することで、表面処理の質やメッキ厚を担保しております。
表面処理も含めた部品加工・ものづくりのご依頼は「ものづくり市場」までお任せください。
下記ものづくり市場のホームページでは、表面処理について詳細解説しておりますので、ぜひご参照ください。
ものづくり市場 表面処理のページ ものづくり市場へのリンク (https://monozukuri.co.jp/surface-treatment/)
ものづくり市場 メッキ加工のページ ものづくり市場へのリンク (https://monozukuri.co.jp/plating/)
ものづくり市場 塗装のページ ものづくり市場へのリンク (https://monozukuri.co.jp/painting/)