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ものづくりの機械加工・工作機械ついてゼロから解説(6)

ものづくりの機械加工・工作機械ついてゼロから解説(6)

2024年03月26日

「ものづくりのご発注なら、ものづくり市場」でお馴染みのものづくり市場公式ブログです。
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さて、今回はものづくりの機械加工や工作機械について、詳しく解説するシリーズの続き(第6回)です。

【これまでの内容】
第1回 機械加工の概要(部品加工や金属加工も含みます)と機械加工に使われる工作機械について概要をご紹介しました。
第2回 機械加工の中でも、切削加工、研削加工、研磨加工、特殊加工といった除去加工についてご説明しました。
第3回 塑性加工や鋳造加工をはじめとする成型加工と、溶接、接着・ろう付け、積層造形(3Dプリンター)をはじめとする結合加工についてご説明しました。
第4回 機械加工に必要となる工作機械に関するお話しをスタート。まずは旋盤、フライス、ボール盤、マシニングセンタについて解説しました。
第5回 研削・研磨加工に使われる研削盤、バレル加工機、特殊加工に使われる放電加工機、レーザー加工機についてお話ししました。

工作機械は目的とする加工方法によってさまざまな種類に分けられます。
機械加工はその加工目的に応じて、大きく「除去加工」「成型加工」「結合加工」という3つの加工方法に分類されますが、今回はそのうち「成型加工」を行う工作機械で代表的なものを解説します。

成型加工の代表的な工作機械

【塑性加工】

・汎用プレス機

汎用プレス機は、加工物を強い力で金型に押し付け変形させます。
金型を交換すればさまざまな形状の加工に対応可能です。
手作業で操作します。

・自動プレス機

自動プレス機は、加工物の出し入れも含めすべて自動化されたプレス機です。
汎用プレス機に比べ、大きいものや大量生産されるもの、複数の加工が必要な複雑な形状のプレスに用いられます。

・専用プレス機

専用プレス機とは加工目的に応じた専用のプレス機のことです。
板金の曲げ加工を行う「プレスブレーキ」や、圧力をかけて金属を切断する「シャーリングマシン」等があります。

・鍛造機械

鍛造機械とは、金属である加工物を叩いて変形させます。
プレス加工よりも厚みのある金属を加工することが可能です。
熱間自由鍛造(金属を約1000~1200℃に加熱した上でハンマーで打撃して変形させる)に使用する「鍛造ハンマー」や、駆動部をさまざまな動力でスライドさせることで、鍛造ハンマーに比べ振動・騒音が少なくより精密な鍛造が可能な「鍛造プレス機」等があります。

ものづくり市場では、基本的にすべての加工に対応できるのが最大の特長です。
これまで半世紀にわたり蓄積した加工知識、経験、ノウハウをもとにお客様のご要望に沿った確実なモノづくりを行っています。

今回ご紹介したプレス機のほか、これまでに登場した放電加工、研削加工、旋盤加工、フライス加工、ボール盤加工、マシニングセンタ加工に対応しております。除去加工(切削加工、研削加工、研磨加工、特殊加工)や、成型加工(塑性加工、鋳造加工)、結合加工(溶接、接着・ろう付け、積層造形(3Dプリンター))にもすべて対応しております。

他にも、フライスやセンバン加工などの切削部品や、溶接、レーザー、曲げ加工などの板金部品のご依頼をお受けしておりますので、ぜひ私たちものづくり市場までお問い合わせください。

ものづくり市場公式サイト(トップページ) ものづくり市場 https://monozukuri.co.jp/

今回は成型加工のうち塑性加工に使われる工作機械を紹介しました。

次回の第7回は、鋳造加工に使われる工作機械と、結合加工に使われる工作機械を見ていきましょう。

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