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【ものづくり】金属を選ぶメリットとデメリット デメリット編①

【ものづくり】金属を選ぶメリットとデメリット デメリット編①

2024年03月14日

皆様こんにちは、金属加工依頼の専門サイト「ものづくり市場」です。

前回のブログでは、金属を選ぶメリットを4つお伝えしました。
(前回のブログ ブログはこちら)

~前回のブログ 金属素材のメリット編① 復習~
1. 強度があり長持ちする
2. 熱に強い
3. 寸法変化が起きにくい
4. 加工プロセスを選べる

このようにメリットの多い金属材料ですが、では逆にデメリットや弱みはあるのでしょうか。

今回のデメリット編①では金属素材のデメリットをご紹介します。

【金属を選ぶ7つのデメリット】 金属加工のデメリット

1. 重量がある

金属は他の素材よりも密度が高く重いのが特徴です。
プラスチックと比較するとアルミで2倍、鉄だと6倍もの重量があります。
軽量化が求められる製品には、金属は適していないといえるでしょう。
さらに、重さがあるということは、大きなエネルギーがなければ動かせないことにもなります。
運搬が容易ではなくコストがかかってしまうのも、デメリットのひとつでしょう。

2. 錆びやすく腐食しやすい

金属は錆びやすく、腐食しやすい性質があります。
水分と結合するとすぐに錆びてしまいますし、耐薬品性も高くはありません。
金属が錆びると赤くなり、見た目が悪くなります。
また強度にも影響を及ぼします。
腐食すると脆くなり、最悪ボロボロになってしまいます。
錆びを防止するには表面処理が必要です。
錆びが心配ならアルミやステンレスを使用すれば良いという意見もありますが、金属のなかでは錆びにくいというだけです。
プラスチックのように錆びに強いわけではないので気を付けましょう。

3. 導電性がある

金属は導電性があるため、電気を通したくない絶縁性が必要な製品には向いていません。
導電性は放電加工ができるなどメリットにもなるのですが、デメリットにもなり得るため注意してください。

今回のデメリット編①では、金属を選ぶことの弱点(デメリット)を3つお伝えしました。
次回のデメリット編②では、ほかの注意点を更に4つご案内いたします。

本サイト「ものづくり市場」では、金属加工のほかにも樹脂・プラスチック加工のご依頼を続々といただいております。
金属加工に精通しているからこそ、金属のメリット・デメリットを把握したうえで、適切な加工が可能です。

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