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ものづくりにおける試作の役割-6選を厳選!(後編)
2024年03月08日
ものづくりにおける試作の役割やメリットについてお話ししています。
英語では試作はプロトタイプ、プロトタイピングとも呼ばれていますが、徐々に日本でも定着しつつある言葉です。
さて、前回はこの試作・プロトタイプを作ることのメリットとして、下記3つをご紹介しました。
試作の役割1 品質や安全性がわかる
試作の役割2 最適な製造方法がわかる
試作の役割3 コストを削減できる
今回の後編では、さらに3つの試作加工のメリットについてお話しします。
試作の役割4 最適なデザインにできる
試作で実物を確認することで、最適なデザインに作ることができます。
実際に完成してみると、設計段階とはイメージが異なると感じる場合はあります。
またデザイン上に不具合が発生しても事前に調整・対処することができ、より良い製品を作りやすくなります。
試作の役割5 納期を確認できる
製品が完成するまでに必要な期間がわかり、納期の確認ができます。
納期がわからないと受注や販売の計画を立てることができません。
発注を受けたものの予想よりも製造に時間を要し、納期を破るという事態は避けたいですよね。
生産期間を考慮しての納期設定をするためにも、試作をするべきなのです。
試作の役割6 製品の評価を得られる
試作を公開することで、製品の評価を得ることができます。
改善点や問題を指摘してもらうことで、本格的に生産する前に市場への適応性をアップさせることができます。
結果、目指す製品に近づけやすく、目的を達成しやすくなるといえるでしょう。
さて、これまで試作の様々なメリットをお伝えしてきました。
ものづくりにおいて、試作は不可欠です!
試作は正規の製品ではなく、販売するためのものではありません。
だからいって試作をしなかったり、適当に試作品を製造することがないようにしましょう。
より良い製品を適正なコストで販売するためにも、試作は怠らないようにしてください。
ものづくり市場は機械や部品の設計企業様から様々な試作・プロトタイプ品の製造ご依頼を承っております。
今後もお客様にとって、「縁の下の力持ち」となるべく、確かな品質での加工を続けてまいります。
金属部品や樹脂部品の試作・プロトタイプ、切削加工、溶接加工、板金加工といったものづくりに関するご相談は、ぜひものづくり市場にお寄せください。