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ものづくりにおける試作の役割-6選を厳選!(前編)

ものづくりにおける試作の役割-6選を厳選!(前編)

2024年02月13日

【ものづくりにおける試作の役割6つ】

ものづくりの最初に行うのが試作です。

試作は名前のとおり「試しに作る」もので、開発した商品を実際に製造して完成させる行程です。

試作はコストや手間がかかるため省いたほうが効率が良いと思いがちなのですが、ものづくりにおいて試作は重要な役割があります。

そこで、今回のブログでは試作の6つの役割やメリットを紹介します。

試作の役割1 品質や安全性がわかる

試作をすることで、品質に問題がないかをチェックできます。

もし危険性を気づかずに商品を販売してしまえば、製造メーカーの信用はなくなります。

また試作をせずに大量生産をしたものの品質に問題があり販売できなくなれば、大くの在庫を抱え損失が大きくなってしまいます。

試作品を通して、品質が高く安全な製品を届けることができるのです。

試作の役割2 最適な製造方法がわかる

試作により最適な製造方法が見つかりやすくなります。

条件を変えて何度も試作をしていると、どのような構造が良く、どのような工程を取るのが適しているのかが見えてきます。

今までは思いつかなかった全く新しい方法が見つかる可能性もあり、ものづくりの技術アップにもつながります。

試作の役割3 コストを削減できる

試作をすると製造にかかる実際のコストがわかります。

適正なコストでの製造を目指せるため、利益を出しやすくなります。

また試作を重ねるうちに効率的な方法が見つかれば、コストの削減につながることもあります。

どんなに良い商品であってもコストがかかりすぎると、売るほど赤字になったり、商品価格が高すぎるため売れず利益を出せない可能性が出てきてしまいます。

コストを把握し削減するこは、ものづくりには大切です。

さて、ここまで試作のメリットを3つご紹介しました。
次回の後編では残る3つを解説しますので、乞うご期待くださいませ。

弊社(ものづくり市場)では、試作を得意としております。

実際、日々ご依頼いただく案件の大部分は1点もの(ワンオフ)や多品種少量生産の部品となっておりますので、試作のノウハウも蓄積している自負があります。

お見積りやご相談はもちろん無料で承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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