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【ものづくり】セラミック基板の素材と種類(後編)

【ものづくり】セラミック基板の素材と種類(後編)

2023年12月15日

前編ではセラミック基板の素材についてお話ししました。
今回の後半ではセラミック基板の種類についてお話しします。

【セラミック基板の種類】

セラミック基板には3つの種類があります。

・高温セラミック基板

高温同時焼成セラミックス(HTCC)回路による、多層基板です。
高温用に設計されたセラミックで製造した基盤をコーティングし、タングステンやモリブデン金属による回路トレースを行います。
これで高温での焼成ができるようになります。
1500℃以上で焼成するため、タングステンやモリブデンといった高温に強い電極を使用しなければなりません。

・低温セラミック基板

低温セラミック基板は、低温同時焼成セラミックス(LTCC)です。
セラミック基板の中でも熱伝導率や強度が高いというメリットがあり、ガラスが用いられることから「ガラスセラミック」とも呼ばれています。
製造は配線パターンが異なる層を積層し焼成して行われます。
900℃での焼成ができるため、銀や銅を配線に使うことが可能です。

・厚膜セラミック基板

厚膜セラミック基板は積層の基板で、導体や抵抗ペーストを印刷し焼成を繰り返し形成します。
10ミクロンを超えるなど厚さがあることから、厚膜基板と呼ばれています。
硬度が高く耐熱性や耐容剤性、耐摩耗性に優れておりい、サイズが変化しにくい特性があります。
自動車のエンジンやライト、パソコン、LED照明など幅広く使用されています。

ここまで、セラミック基板の解説でした。

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