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【ものづくり】工作機械⑥:CNCフライス盤
2023年10月23日
CNCフライス盤とCNCマシニングセンターは、どちらもコンピュータ数値制御(CNC)技術を使用して工作物を
加工する機械ですが、いくつかの違いがあります。
CNCフライス盤は、通常主に平面や曲面に対して切削作業を行うための機械であり、主軸が垂直方向に配置されています。
一方、CNCマシニングセンターは、複数の軸で切削工具を動かすことができるため、複雑な形状を加工することが可能です。
3軸、4軸、5軸などのバリエーションがあります。
また、マシニングセンタは刃物を自動工具交換(ATC)して複雑な加工を行う工作機械であり、
フライス盤は、刃物を自動交換せずに加工を行うという点も相違点の一つです。
つまり、CNCマシニングセンターは、より多彩な作業をこなせる汎用的な機械であり、複雑な部品や立体的な形状を
効率的に加工するために使用される一方、CNCフライス盤は主に平面的な作業に特化していると言えるでしょう。
使用目的:
CNCフライス盤は、主に平面加工や複雑な形状の切削加工を行うために使用されます。
金属やプラスチックなどの材料を削り出して、精密な部品や工具を製造するのに適しています。
穴あけ、溝加工、軸部の加工など幅広い用途で利用されます。
利点:
1. 精密加工:CNC制御により高い精度の加工が可能で、寸法や形状の正確さが保たれます。
2. 自動化と効率化:プログラムに従って自動的に加工が行われるため、人手不足を補い、効率的な生産を実現します。
3. 複雑形状の加工:多軸制御やライブツール機能により、複雑な形状の部品も加工できます。
代表的な国内メーカー:
CNCフライス盤を製造している代表的なメーカーには、以下のような企業があります。
・牧野フライス製作所
・静岡鉄工所
・浜井産業
・イワシタ
・ニイガタマシンテクノ
最先端の機能:
最新のCNCフライス盤には、次世代の機能が多く搭載されています。以下はその一部です。
- 5軸加工:複数の軸で同時に加工することで、複雑な形状の部品を効率的に加工する機能。
- 自己調整工具:工具の状態をモニタリングし、自動的に工具の寿命や摩耗を判断し調整する機能。
- シミュレーション機能:加工プログラムの実行前にシミュレーションを行い、問題を事前に検出する機能。
- AIとの統合:人工知能を活用して最適な切削パラメーターや工具選択を支援する機能。

