ものづくりブログ
【ものづくり】半導体③:半導体活用の拡大

【ものづくり】半導体③:半導体活用の拡大

2023年08月17日

半導体の進化により、様々な半導体デバイスが普及しました。
今回は、半導体デバイスの普及拡大に至った歩みを振り返ってみましょう。

1940年代のトランジスタの発明以降は、以下の流れが非常に重要なポイントです。

まず、1950年代、ジャック・キルビー(米)とロバート・ノイス(米)により、それぞれ独立して
集積回路(IC)の概念が提案され、後にデジタル革命と言われます。
複数のトランジスタをシリコンウェハースの上に集めることで、電子回路を高性能化、
小型化することを実現し、デジタル革命が実現しました。

この業績により開発者の一人ジャック・キルビー(米)は後の2000年にノーベル物理学賞を受賞し、
ロバート・ノイスはインテル(Intel)社の共同創業者となりました。

次に、1960年代、メタル・オキサイド・セミコンダクター・フィールド・エフェクト・
トランジスタ(MOSFET)の開発が進み、高集積度・低消費電力のデバイスが実現します。

また、1971年は、インテル社のマイクロプロセッサIntel 4004が登場します。
これが現代のコンピューターの基礎となり、コンピューターの発展に大きく寄与しました。

1970年代は、シリコン技術の発展と高集積度化が進み、パーソナルコンピュータ(PC)などの普及に繋がりました。

そして、高速で一時的なデータを保持する静的メモリDRAM (Dynamic Random AccessMemory)が登場し、
高速かつ容量の大きいメモリが実現したのも1970年代です。

1980年代、DRAMに続いてSRAM (Static Random Access Memory)が開発され、プロセッサのキャッシュメモリ等、
さらに高速なアクセスが可能になりました。
ストレージとしては、書き換えが可能で、電源をオフにしてもデータが消えないフラッシュメモリが開発されました。

フラッシュメモリは永続的なデータストレージに使用される非揮発性メモリです。
USBフラッシュドライブやSDカード、可搬式のデータストレージデバイス、カメラのメモリカード、スマートフォン、
タブレット、SSD(Solid State Drive)などの内蔵ストレージに利用され、今日のコンピューター、
コンピューターゲーム、スマートフォンの高速化、軽量化、小型化、大容量化に大きく寄与しました。

部品加工・試作・装置・ものづくり
の相談・見積り歓迎!