ものづくりブログ
【ものづくり】RoHS指令-適用除外される有害物質

【ものづくり】RoHS指令-適用除外される有害物質

2023年03月02日

適用除外される有害物質

技術的・科学的に代替が不可能なケースにおいて、
申請により期限付きで規制が除外となる有害物質があります(RoHS2指令附属書ⅢおよびⅣ)。
適用除外は、物質ごとに用途、使用量の制限、有効期間が定められています。

例えば、真鍮の中の4wt%までの鉛や、スズ鉛はんだに含まれる鉛、蛍光灯内の水銀は、
RoHS指令の適用除外として販売を認められています。

また、改正RoHS指令では、医療機器と監視制御機器用の適用除外用途とそれ以外の製品の
適用除外用途が別々に記載されています
そして、いずれも「技術、科学的に代替が不可能な用途」、「期限付き」という条件が
付けられており、代替が可能になった場合は、適用除外見直しが行われ、
いつかはこの適用除外もなくなる予定ですと言われています。
なお代替不可能のままであれば、有効期限の延長という申請ができます。

※参考
 附属書III:対象製品の第1製品群から第11製品群までのすべての電気電子機器が対象
 附属書IV:第8製品群(医療用機器)と第9製品群(監視、制御機器)のみが対象です。

この除外は、第1製品群~第7製品群、第10製品群及び第11製品群は、最大5年、
第8製品群及び第9製品群は、最大7年で白紙に戻します。

延長申請・適用除外の見直し

適用除外の申請が認められる、5年間(または7年間)、適用が除外されます。
有効期限が到来した代替品のない製品等に対しては、さらに適用除外の延長申請がされます。
改正RoHS指令は、2011年7月22日に発効したので、1回目は2016年7月21日に見直し期限となり、
2回目が2021年7月21日でした。しかし、延長申請が数多く出され、その結果、2016年も2021年も
EU委員会の決定が大幅に遅れました。

なお、決定されるまでは自動継続であり、用途の除外リストから削除される場合は
1年から1年半の移行期間が設定されます。
なお、具体的に、改正前では無塗装金属板およびファスナーの腐食防止用途の六価クロム防食材は
見直しがされ、2007年7月1日で適用除外期限が終了しています。
他方、改正後に4%未満の鉛が胴に含有されている真鍮は、再延長の申請があり、
除外カテゴリーに関係なく2026年7月21日まで延長を認められることになりました。

部品加工・試作・装置・ものづくり
の相談・見積り歓迎!