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【モノづくり】工場の生産設備あれこれ(ホッパー)
2023年01月19日
ホッパー
ホッパーとは、粉状、液体、ゲル状などの材料を投入、排出するときに使用される器具です。
通常、円錐や四角錐を逆さにした形状をしており、漏斗などとも呼ばれています。
形状は単純ですが、その目的と投入する材料に合わせて、材料が一律に排出される仕組みや
仕上げが要求される製品です。
また、ホッパーの中に投入された材料を攪拌させながら排出したり、排出量に合わせた
排出口の径やシャット構造、ストッパーの形状や機能に工夫を凝らすなど、
単純に見えても、様々な複合的な役割を担わせることが可能です。
機械加工や溶接などにより要望の形状に仕上げますが、ホッパーの機能を左右する形状や
内部の仕上げに関しては、非常に技術を要するケースもあります。
具体的には、まず設計において、ホッパー内面の表面仕上げ、角度、原料の水分や摩擦など
複数要因が複雑に絡み、全体的な固着が発生(ブリッジ現象)しないようにしなければなりません。
また食品や医療関係での衛生面が強く要求される場面では、ホッパー内部に貯蔵している原料が
アリの巣のようにひび割れ状態(ブロッキング)になると、原料の一部が内部に長期間留まり
劣化するため、それを防ぐため回転羽根、振動モーター、ノッカーを取り付ける必要があります。
特に、溶接部の肉盛り(溶接ビード)の研磨については、摩擦抵抗があってもダメ、
無さすぎるのもNG,と、材料に合わせて熟練の技術が要求されるところでもあるのです。

