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クラウドもバッテリーも不要な検知システム
2022年11月14日
エイブリック社のニュースリリースによると、
同社が、クラウドに頼らない漏水検知システムを
開発したとのことです。
クラウド化には「情報のオンタイムでの共有」、
「場所を選ばず情報にアクセスできること」
といったメリットが挙げられるかと思います。
しかし、アラートに関しては、情報の共有以上に
いかに「早く」その情報を知らせるか、ということが
重要になります。
この漏水検知システムは、クラウド環境には接続せず、
漏水を「光や音」で知らせてくれ、水によって発電するため
バッテリーも不要ということです。
パトライトなど、アラートを目や音で知らせる、
という手法は、決して新しいものではありませんが、
センサーリボンに水が付着したら発電するという仕組みを
採用し、バッテリーレスを実現したというのは、
漏水という状況を逆手に取った、素晴らしい発想ですね。