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【モノづくり】3Dプリンタをもっと知ろう④

【モノづくり】3Dプリンタをもっと知ろう④

2022年11月08日

前回は粉末積層焼結造形(SLS)についての情報をお届けしましたが、今回は一般の人たちも使いこなせるポータブル3Dプリンタとしても知られる熱溶解積層造形(FDM)についてご紹介いたします。

②熱溶解積層造形(FDM)

熱溶解積層造形(FDM)とは、熱可塑性樹脂と呼ばれる樹脂材料を熱することで、細いフィラメントを精製し、それを一筆書きのように一層一層描き重ねていくことで立体物を実現する製法です。

★主な造形材料★ 
ABS(標準グレードのほかに、帯電防止、耐候グレードなどもあります)
Nylon6
Nylon12(カーボン繊維強化グレードもあります)
PC-ABS
ULTEM(PEI)
ULTEM™9085(PEI)
PEKK(帯電防止グレードもあります) など

◎熱溶解積層造形(FDM)で3Dプリントする際の注意点

・3Dプリントプリント時に使用されるフィラメントの径は、
 最小で0,25〜0.3mmとなっています。
・フィラメントをどのように描いて配置するかは内臓コンピュータが
 自動で判断します。(手作業での修正も可能です。)
・データの厚みがフィラメントの径で割り切れない場合、厚みの増減が
 勝手に行われてしまうケースがあります。
・サポーターの役割を果たすのもフィラメントであるため、
 形状によっては、フィラメント除去が困難なケースがあります。
・45度程度までの緩やかな傾斜であれば、サポーターを付けずに
 プリントすることが可能です。
・一筆書きのようにプリントすることで、スタート時のフィラメントと1層完成時時の
 フィラメントの温度に差が出てしまうことで、形状によっては反りが発生することが
 あります。
・3Dプリント後の後加工が可能です。
 特にねじ穴など位置決めの精度が必要な場合は、後加工が想定される
 ケースもあります。

次回は 紫外線硬化方式(PolyJet)をお届けします。

(つづく・・・)

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