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焼付塗装~気を付ける事~

焼付塗装~気を付ける事~

2022年08月09日

■注意点

改めて焼付塗装についてまとめます。

”焼付け”、ですので、作業は高温で行われます。
その際の温度は100〜200℃くらい。この温度で、
だいたい30分以上、加熱することになります。作業
環境は過酷です。
事故の危険もありますから、細心の注意を払って作業が
進められます。

硬くするのが目的の時は硬化専用の塗料が使われています。
塗装された後の注意点は、塗装面に傷がつかないようにする
ことです。傷が付くと、そこから剥がれたり、サビが起きたり
しますので、塗装したプレートなどを重ねて置くことは避け、
また何かに接触する際は気をつけましょう。

重ねて積んではいけません。

塗装面に粘着テープを貼り付けることも避けてください。
テープをはがす時に塗装も一緒に剥がれてしまう危険性があります。

拭く時は、溶剤系のものを使用せず、水かからぶきしてください。
シンナーで強くこすると、塗膜が薄くなってしまうことがあります。
固く絞った布でお手入れすることをおすすめします。

以上の点に注意し、塗装の効果を持続・活用していきましょう。
 
(終わり)

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