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ものづくりブログ
焼付塗装とは
2022年07月10日
製品を硬くしたり美しく仕上げたりするときに「焼付塗装」という
方法が使われます。 焼き付ける時の温度は100~200度と
高温なので、専門の会社が細心の注意を払って行っています。
何かを塗って効果を得ようとする塗装という方法は、焼付のほかに
色々あります。
「粉体塗装(粉を吹き付ける)」
「電着塗装(電気分解で付着させる)」
「カチオン塗装(電着塗装の一種)」
「溶剤塗装(溶剤をハケやスプレーで塗る)」
「アニオン塗装(電着塗装の一種)」
「アクリル塗装(アクリル樹脂をハケなどで塗る)」
多くはペンキ塗りのように、ハケで塗ったり、スプレーを使ったり
して塗りつけます。
素材の表面に薄い金属皮膜を形成させるメッキと呼ばれる方法も
あります。「塗装」が樹脂などを材料とする塗料を使って、ハケや
ローラー、スプレーなどで塗膜を作るのに対し、メッキは皮膜となる
金属を溶かした液体にメッキしたい素材をつけて、溶けた金属を付着
させることで皮膜を作る手順を取ります。
メッキは塗膜が付着しにくいので、硬くしようとすればするほど塗膜が
ぶ厚くなってしまいますので、使い分けが行われています。
焼付塗装の種類
焼付塗装の方法は大きく以下の3種類に分かれます。
〇メラミン焼付塗装
〇フッ素焼付塗装
〇アクリル焼付塗装
それぞれの方法に、利点と難点がありますので、比較しながら
適切な方法を使い分けましょう。
(続く)