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マシニングセンタ手順
2022年02月23日
マシニングセンタ~手順~
マシニングセンタを使う手順
マシニングセンタを動かすには、NCデータと呼ばれる数値の
データが必要になります。図面を基にこの数値を作ります。
ここで形だけではなく、削る方向やどういう削り方をするのか、
動かす速度などを設定します。工作機械に直接入力する事もできますが、
複雑な形はCAD/CAソフトでプログラムを作ります。
このデータをマシニングセンタに転送し、それぞれのCAMが独自の
言語をもっているので、ここでCAMの言語を工作機械の言語に変換
する必要があります。
そしてマシニングセンタの水平度レベルを確認した後、ジグなどを
使って材料をマシニングセンタにセットします。原点と各軸の位置
合わせ、切削工具の位置合わせ、工具の形や長さの計測、低速度での
試運転などが行います。
加工は切削油を噴霧しながら行います。切削は大まかな形を切り取る
「粗削り」、目的の寸法や形状に加工する「本削り」、表面処理や角の「面取り」、
R付けなどを行う「仕上げ」の工程で順に進みます。
寸法を確認して、完成です。
(続く)