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マシニングセンタ種類

マシニングセンタ種類

2022年02月11日

マシニングセンタ~種類②~

・横型

 地面に対して工具を水平に取り付けて使用します。
X軸とY軸、Z軸方向に稼働できるため、3次元の加工ができます。
テーブルが水平に回転するB軸を持つものもあり、これだと同時に
4軸での制御ができ、加工する材料の向きを手で変える必要がないので、
加工の精度は高くなります。
 横型の場合、部品の輸送を自動で行う「パレットチェンジャー」を
一緒に使えることもメリットのひとつで、これで長時間の連続稼働が
可能になります。
地面に対して水平に取り付けられているため、重力で削りカスが
落ちやすいという点もメリットです。また凹型の部品などに対しても
多方向から切削工具を当てることができます。
しかし材料を横から固定するので、材料が重すぎると、固定した際に
主軸が乱れたり、たわんだりし、そのため、高い加工精度が必要な
精密小物部品加工に向いています。

横型

・立型
 工具を垂直(立)に取り付けて使用します。
固定した材料を縦方向から削っていくので、上から切削している状況を
確認することができ、機械の動きがわかりやすいというメリットがあります。
一つの面で加工箇所が多い時や金型などの部品を多品種で少量生産する
際に適しています。
 立型マシニングセンタは機械が積み上がる構造で作られており、横型と
比べると床の専有面積が小さい点も導入に際してメリットになるでしょう。
最近のマシニングセンタで最も多いタイプが立型です。
 ただ、「パレットチェンジャーの取り付けが難しい」「稼働時間が横型
よりも短い」などが不利な点です。縦方向に削っていくので削りカスが排出
されにくく、切りクズが長くなると故障の原因になりかねないのも不便な点です。
そこで切削工具の回転速度に緩急をつけたり、切削油の噴射速度をあげたり
するなどの対策を取らなければなりませんので、大量生産には向いていません。

(続く)

立型

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