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ウォータージェット加工のメリット③
2021年12月25日
メリット④歩留まり・リサイクル率が高い
4つ目は、歩留まり・リサイクル率が高いことです。
この加工方法は熱影響が無いため、切り幅が細くなっています。
そのため製品の間隔を空け過ぎずに加工でき、材料の無駄が
少なくなります。 つまり材料の歩留まりが向上するのです。
またウォータージェット加工では、加工後の素材が固まりで
残るために回収が効率よくでき、リサイクル率も高くなります。
メリット⑤仕上がりが良い
5つ目は、仕上がりが良いことです。
この方法は、他の加工に比べ工程を減らすことができます。
例えば製品を、「切断」→「穴あけ」の2工程で仕上げていたものでも、
ウォータージェット加工でしたら1工程で仕上げることが可能です。
また、切断面の粗さを機械加工と同じ程度にできるのもメリットです。
メリット⑥3次元加工ができる
6つ目は、3次元加工ができることです。
ウォータージェット加工はノズルを接触させずに切断します。
曲線の切断や切り抜きなどの際、どこからでも始めて、どこ
でも終える事ができるために加工の自由度が高くなっています。
さらに、ノズルが傾斜することにより、3次元加工も可能です。
加工の範囲が大幅に広くなります。
このように多くのメリットがあるウォータージェット加工ですが、
当然デメリットもあります。
次回はその点を見てみましょう。
(続く)