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ウォータージェット加工のメリット②

ウォータージェット加工のメリット②

2021年12月19日

メリット①熱の影響を受けにくい

1つ目は、熱の影響を受けにくいことです。
この方法は加工する部分に熱が加わらないため、高熱による歪みや
変質などの問題を引き起こしません。
また、熱により化学反応して発生する有毒ガスも抑えられます。
ウォータージェット加工は、安全かつ精度の高い加工が可能です。

メリット②薄板の加工ができる

2つ目は、薄板の加工ができることです。
シム・ライナーはステンレスや真鍮の極薄材などを使用しており、
加工が難しくなっています。そのためウォータージェット加工する際は
数枚重ねてから切断や穴開けを行います。重ねて加工することで
コスト・時間短縮ができます。

また熱を発生させてないため、反りの出やすい薄版の加工に向いています。

メリット③さまざまな材質を加工できる

3つ目は、さまざまな材質を加工できることです。
ウォータージェット加工は、柔らかいものから硬いものまで
対応でき、また加工が難しい素材(アルミ金属や真鍮、セラミック)
にも適しているため、幅広い材質のものづくりが可能です。


(続く)

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