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ウォータージェット加工とは?①

ウォータージェット加工とは?①

2021年11月25日

さまざまな材料を加工できるウォータージェット加工。
加工材料は、柔らかいものから硬いものまで対応可能で
ものづくりにおいて幅広く活用されています。

今回はそのウォータージェット加工について、解説します。

ウォータージェット加工について

ウォータージェット加工は、加圧された水を小径ノズルから噴射し切断する方法。
また、切削や穴あけなどの他の加工も可能です。

例えば、「チタン金属」、「ゴム」、「コンクリート」、また切削の難しい
「大理石」や「セラミックス」などの切断も行えます。
さらに、大型のアルミを加工した「航空部品」や「車両部品」も作れます。

ものづくりの工程で切断する際は、「300MPaから600MPaの圧力の水」を小径
ノズルから噴射させます。その速さはなんと音速の3~4倍にもなり、
そのため金属のような硬いものでも切断できるのです。
建設・土木や医療などの分野でも活用され、さまざまなジャンルで使用が可能です。
ウォータージェット加工は、ものづくりにおいて欠かせない存在です。

加工品例 

タブレット・携帯電話・ノートパソコン・キーボード・一眼レフカメラ
・望遠レンズ・洗濯機洗濯槽・液晶テレビ・カーナビゲーション
・オーブントースター・炊飯器・包丁・マグカップ・コーヒーカップ
・ステンレス製保温カップ・グラス・陶器・自動車タイヤ・自動車リヤドア
・ゴルフボール・サッカーボール・ビリヤードボール・シンバル・ハーモニカ
・ギター・・LED電球・防弾チョッキ・鉄アレイ・紳士靴・スニーカーなどetc….

こんなものまで?!と思うようなものまで加工できます。

(続く)

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