ものづくりブログ
放電加工機②

放電加工機②

2021年09月20日

②ワイヤー放電加工機

電極がワイヤーになっており、そのワイヤーで素材をくり抜いて
金型を作る装置です。直径0.05mmから0.3mm程度の細いワイヤーを
電極にして放電加工を行います。

ワイヤーには黄銅がよく使われています。数値を入れて動きを
決めるNC旋盤という装置でワイヤーを走らせることになります。
電極はワイヤーですので電極を作るコストはかからず、また材料の
ロスが少なくてすみます。

ただ、ワイヤーをノコギリのようにして素材を切断するため、
素材の上から下まで貫通させてしまうことになり、底のある形には
加工できないデメリットがあります。
ワイヤーは放電加工機から垂直方向に出ているので、水平方向へ
同時に加工することもできません。
プレス加工用金型を製作するときによく使われています。

③細穴放電加工機

非常に小さな穴をあける時に使います。
加工したい穴の大きさに合わせた棒やパイプの電極を使って、
素材に穴をあけます。

ドリルを使って硬い素材に細長い穴を開けようとするとドリルが
折れてしまいますが、細穴放電加工機の登場で加工できるように
なりました。金型や部品に穴をあけるために用いられるほか、
ワイヤー放電加工機でワイヤーを通すための穴をあける用途でも
用いられています。

<放電加工の今後>
放電加工は1970代より成熟してきた技術ではありますが、他の工作機同様
自動化ニーズへの対応や新素材加工技術の確立など、新たな展開への可能性
も広がっています。

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