ものづくりブログ
放電加工とは①

放電加工とは①

2021年08月26日

初めに~放電加工とは~

「放電加工」とは、液体(水か油)の中に金属を入れ、電極で起こした
火花の熱で金属を溶かして加工する方法のことです。
液体の中で火花を起こすと、溶けた金属が液体で急激に冷やされて飛び
散り、残った部分が穴になります。この作業を繰り返すことで、素材を
作りたい形に変えていくのです。
電気を通す金属であれば、どんな金属でも加工でき、主に金型の製作で
使われています。金型は、同じ製品を大量に作る時の「型」として
使われていますので、何度も何度も繰り返し使われます。そのため、
簡単に壊れないよう、素材は焼入れ材や超硬合金といった非常に硬い
金属が使われています。この硬い素材を切ったり削ったりしようとすると、
素材より硬い工具が必要になり、作業自体も大変難しいものになります。

そこで硬い素材でも簡単に加工できる「放電加工」が使われているのです。
電極で起こした火花の温度は6000℃程度になります。
これだけ熱いと、ほとんどの金属を溶かすことができますし、後述する
いくつかの方法により、複雑な形でも簡単に作ることができるのです。

(つづく)

部品加工・試作・装置・ものづくり
の相談・見積り歓迎!