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ものづくりブログ
デジタル化における「人間がすべき仕事」とは? (1)
2021年07月18日
デジタル化が始まり数十年が経った今日、これからを生きる子供たちは
今ある仕事に就けなくなると話している教育者もいます。
ネットを通じて誰とでも簡単に繋がれる世界になったことで
私たちの生活は豊かになり、諸外国の事情まで秒単位で知ることが
出来る環境へと整いました。
もはや、人間同士のコミュニティはネットの世界でなされていると
言っても過言ではないでしょう。
一方でデジタル化が進んだことで、人間の仕事が減ったかと思えば
そうではありません。むしろ、デジタルには出来ない範囲については
やはり人を介さなければ成り立たないこともあるのです。
1, デジタルがもたらしたもの
冒頭にも述べたように、デジタル化が進んでいる今日、世界の誰とでも
繋がれることで私たちの生活は一変しました。
昔はご近所同士の付き合いによって生活を支え合い、物の貸し借り
まで当たり前であった風潮がありました。
残念ながら現在ではご近所同士の付き合いは薄れ、海を越えて
世界の情報を手に入れることができるのに、隣にはどんな人が
住んでいるのかも分からない状況にさえあります。
このようにすぐに知りたかった情報をすぐに手に入れられる反面、
近隣同士の会話が減ったことは明らかでしょう。
その影響は、仕事までにも及んでいます。
(続く)