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ものづくりブログ
～射出成形 工程図解説⑤～
2021年07月15日
射出成形機内の各工程を紹介～図解説（２）
5,「冷却」
オイルや水を使用して、金型内の溶かした材料を一定温度に保ちます。
冷却は温度を急激に下げるわけではなく、溶かした材料に適した
温度を維持します。
6,「型開き」
「冷却」の作業を行ったものが固まって成形した場合に
取り出すことです。
金型内で溶けた材料がしっかりと固まったことを確認して、
形が崩れないように気をつけます。
7,「突き出し」
エジェクターピンで成形品を押し出します。
取り出す場合は専用の機械を使用しますが、成形品に破損や
傷が無いように丁寧な作業が必要です。
ものづくりで成形品の取り扱いは慎重に行うことが大事です。
射出成形機内の工程のまとめ
射出成形機内の工程は7つに分かれており、それぞれの作業の
質で成形品の出来栄えが変わってきます。
質が高い製品を作るためには、射出成形機の定期的な整備も必要です。
日常生活で使用している製品の中には射出成形で作られているものが
多くありますので、身近にある製品を1つ1つ注視しながら、
ものづくりに関心を持ってみましょう。
終わり
