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ものづくりブログ
~射出成形 工程図解説⓸~
2021年07月09日
射出成形機内の各工程を紹介~図解説(1)
1.「型締め」
金型の可動する方が固定する方に移動して閉まることです。
金型に溶けた材料を入れる時に圧力がかかるため、事前に
不具合がないのか確認しておくことが大事です。
金型の締め付けが弱い場合は製品に悪影響が出てくることがあります。
2,「可塑化」
シリンダー内で材料を溶かすことです。
シリンダー内にあるスクリューが溶けた素材を混ぜるため、
濃さや温度にムラが出ません。
3,「ノズル接」
金型とシリンダーの先端にあるノズルが接触している状態のことです。
金型に可塑化した材料を入れる時には、ノズルが触れていなければいけません。
4,「射出・保圧」
金型に溶かした材料を入れることを射出、一定の圧力を加えることを保圧と言います。
保圧は溶かした材料が逆流しないために行う作業です。
(次号に続く)