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ものづくり ～射出成形とは何か？②～
2021年06月20日
射出成形機とは
射出成形機は、溶かした材料を金型に入れて成形する機械です。
溶かした材料を金型に入れて成形しますが、射出成形の加工を
1台の機械で行える為に射出成形機に材料を入れることで成形した
製品の加工が一度にでき、効率的な製造ができます。
射出成形機は数多くの家電製品や自動車の部品などを製造しており、
日常生活で使用される機会が多いです。
身の回りに存在するプラスチック製品の中には、射出成形機で
作られているも多くもあります。
射出成形機の構造は？
全体の構造は、3つの装置「コントコーラー」・「射出ユニット」・
「型締めユニット」があり、それぞれが重要な機能を果たしています。
コントコーラー
射出ユニット
型締めユニット
「コントコーラー」
射出成形機の中で成形する条件を制御する大事な装置です。
射出成形する場合に条件（速度・温度・圧力など）を設定して、
製造を行います。機械は指定の条件を満たした状態でものづくりを
してくれるため、効率的かつ安定した製造を維持できるのです。
「射出ユニット」
材料を入れるホッパーやシリンダーなど、溶かしたものを金型に
様々な部品が含まれています。
「型締めユニット
成形を行う上で使用する金型の装着や開閉などを行う装置です。
材料に力をかけて突き出す作業もできるため、加工の状況に
合わせて動けます。
射出成形のまとめ
射出成形は射出成形機を使用して、様々な製品や部品を作っています。
機能性に優れ、品質の高い製品を作り出しており、日常生活で使用する
製品の中でも射出成形で加工されているものが多くあります。
ものづくりの1つである射出成形は、今後も日常生活で必要不可欠の
加工法になるでしょう。
（次号に続く）
