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ものづくりブログ
ものづくり ~シェアリングエコノミー⑥~
2021年06月08日
遊休資産を活用せよ
各企業の遊休資産の情報が共有されることで、廃盤になった機械や部品を
企業間で融通することができるようになる。また、直接マッチングにより
売り手・買い手双方が納得した条件で取引することができる。
このような仕組みは、メルカリに代表されるように、いまでは珍しくなく
なってきました。製造業という業態から、先に指摘したような難しさはあり
ますが、利用者の心理的ハードルは下がっており、いずれジワジワと広がって
くるでしょう。
そしてモノのシェアだけではなく、営業活動も含めた互いの連携にまで広がる
可能性を秘めています。シェアリングエコノミーが製造業に拡大すると、設備
投資の計画や、設備負荷を考えた生産計画は大きく変わります。ファブレス
(工場なし)生産の企業も増加するでしょう。今までにないビジネスモデルが
出てくるかもしれません。「ものづくり革命」が起きるかもしれないのです。
その時に先陣を走っているためにも、一度、活用を検討してみてはいかがでしょうか。
(おわり)