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ものづくりにおけるチタン溶接のポイント その2
2020年05月11日
前回に続き、チタン溶接のポイントについてご紹介します。
(前回のブログはこちら)
チタン溶接の注意点 ②「溶接部が脆化する」
二つ目の注意点としては、溶接部分が脆化(ぜいか=もろくなって壊れやすくなる)する場合があることです。
低温度で溶接を行った場合にも、チタン素材は空気中の酸素や水素などと反応を起こしてしまいます。
結果、溶接部が脆化してしまうという特徴があります。
そのため、溶接部と空気とをどれだけ遮断することができるかによって、脆化を防ぐ手段を講じることなります。
具体的な方法としては、溶接にて製作中に、シールドガスを用いて空気との接触を遮断します。
チタン溶接の注意点 ③「冷めるまで空気に触れさせない」
前項では、注意点としてシールドガスを使って空気との接触を遮断する方法を紹介しました。
しかし溶接が完了した後も、接合部分が200度以下になるまでは注意が必要です。
十分に冷える前に大気と触れることは、脆化の発生につながります。
溶接後も十分に冷えるまでは、アフターシールドやバックシールドを使い、大気から遮断しておく必要があるため注意が必要です。
次回のその3では、シールドについてもう少し掘り下げます。
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