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ものづくりにおけるチタン溶接のポイント その1

ものづくりにおけるチタン溶接のポイント その1

2020年05月01日

金属の溶接では、鉄・アルミ・ステンレスのほか、チタンの溶接も可能です。

今回はチタンの溶接について、特徴や押さえておきたいポイントなどを解説していきます。

チタン素材の特徴について

まず、チタンはどのような金属なのかを紹介します。

チタンは比重約4.5の金属で、耐食性に優れていることから幅広い用途で利用される金属です。

加工しやすいこともあり、様々な場面に用いられます。

実用的な金属として、比強度も高く汎用性の高さが特徴です。

チタン溶接の注意点 ①「異種金属との溶接はできない」

チタンという金属素材を溶接する際のポイントを3つほどご紹介します。

まず1点目は、異なる種類の金属との溶接はできないということです。

チタンは汎用性の高い金属と紹介した直後ですが、実はチタンとチタン以外の金属は溶接することができません。

正確には溶接自体は可能ですが、チタンと他の金属を溶接しようとすると、金属間化合物が発生してしまうため、硬度に対して脆くなってしまうという致命的な欠点があります。

そのため、一般的にはチタンと他の金属を溶接してものづくりをする場合には、ロウ付けで接合することになります。


この続きは次回以降お伝えします。

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