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ワイヤー放電加工機(ワイヤー加工)の特徴 ①
2020年01月21日
放電加工とは、金属などの工作物と電極とのあいだに電気エネルギーを発生させ、工作物を溶解して加工する方法です。
大きく分けて形彫り放電加工と、ワイヤー放電加工の二種類に分類されます。
今回はワイヤー放電加工について詳しく掘り下げていきます。
ワイヤー放電加工とは
ワイヤー加工は、ワイヤー放電加工機を使って行います。
プレートの工作物を貫通したワイヤーで加工を行う加工機のことを指します。
工作物に対する軸はX軸・Y軸だけでなく平面にZ軸があり、さらにU軸・V軸という全部で五つの軸から構成されています。
この五つの軸を使い、任意の形状へと金属などを加工することが可能となっています。
ワイヤー加工で加工された製品は、底に穴が開く「抜き型」と呼ばれる形状に仕上がります。
形彫り加工も共通ですが、電極と加工物の間に特殊な加工液を使うことで電気エネルギーが発生する仕組みが放電加工です。
この電気エネルギーによって発生する火花を利用して工作物を溶解する加工方法なのですが、溶解された部分が残らないように液体が気化する時のエネルギーを使って溶解部分を吹き飛ばします。
そうすることによって高精度の加工が可能となります。
また、ワイヤー放電加工はその加工方法の特性上、素材の硬度に左右されない加工が可能であることが特徴ともいえます。
この続きは次回の②でお伝えします。
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