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切削加工の基本ポイントを解説 ~温度編~
2020年01月06日
機械加工には色々の加工方法があるのはご存知かと思います。
その中でも「切削加工」を行う場合、切削加工の基本をしっかり抑えて加工を行わなければいけません。
今回は、切削加工の基本的なポイントである【温度】【速度】【抵抗】【機械の動き】について解説していきたいと思います。
・切削加工の基本【温度】
切削加工を行う際は、削る材質にもよりますが摩擦によって熱が発生します。
切削速度、金属の種類、回転速度などによって温度は微妙に変化していきます。
例えば、プラスチックで切削加工を行う場合、削る対象が大きければ摩擦の熱は高くなり、切削速度が早ければ熱が高くなります。
プラスチックの場合、切り粉が熱で溶けて絡みついてしまうほど温度が高くなってしまい、結果的にその製品は使うことできなくなってしまいます。
この温度が高くなってしまうことを防ぐために必要なのが切削油というものです。
わかりやすく例えるのであれば、「冷却液」のようなもので、加工している時にこの切削油をかけながら加工していくことで、製品を熱から守り、歪みや高い寸法精度を維持することが可能になります。
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