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レーザー加工の特長やメリット・デメリット(1.原理)
2019年09月24日
レーザー加工とは、その名の通りレーザー光線を使った加工です。
この原理についてご存知でしょうか。
今回から4回にわたり、レーザー加工の原理や種類、そのメリット・デメリットをご紹介します。
1. レーザー加工の原理
一般的に光には、「光源から周辺に広がる」「さまざまな波長の光が混ざっている」「それぞれの波長の位相(光の波の山と谷)は一致しない」などの特徴があります。
この光を触媒で増幅させると、「光源から特定の方向だけに伸び」「含まれる波長はひとつだけ」「位相も一致する」という特徴を持つ光が発生します。
これがレーザー光です。
レーザー光を集光レンズでひとつにまとめると、非常にエネルギー密度が高い光線を作ることができます。
これを材料に照射すると、材料の表面温度が一気に上がります。
そしてその熱で対象を蒸発・溶解させ、切断や穴あけなどを行う。
これが、レーザー加工なのです。
レーザー加工は金属や木材、ガラスや革、布など、さまざまな素材の加工に使われています。
また、医療の分野でも、レーザー光を使った治療法があるんですよ。
次回は、レーザー加工の種類をいくつかお伝えします。
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ものづくりメソッド:レーザー加工