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切削加工と3Dプリンターの金属加工(前編)
2019年09月19日
従来、金属加工を行う際は板金加工のほかに切削加工、つまりもとの材料を削って製品の形を作る方法がよく使われていました。
近年では、3Dプリンターの普及・発達により、3Dプリンターで成形する方法も使われるようになっています。
今回は、従来の切削加工と3Dプリンターの違いについてご紹介します。
まず、3Dプリンターでどうやって金属を加工するかについて簡単に説明します。
3Dプリンターで金属を加工する場合は、最初にCADデータを作ります。
3Dプリンターはそのデータをもとに、薄い金属層を1枚1枚積み重ねるようにして出力し、立体を作っていきます。
切削加工と3Dプリンターでの加工には、主に以下のような違いがあります。
・適している用途
切削加工は加工できる材料の種類が多い一方、3Dプリンターは加工できる材料が限られます。
そのため、試作品を作る際には、実際の素材と同じもので作ることができる切削加工により大きなメリットがあることもえります。
また、加工精度の面においても切削加工のほうにアドバンテージがあります。
ただし、切削加工も万能ではありません。
中空構造などの加工ができないため、この点では3Dプリンターのようがより自由な加工をすることができるメリットがあります。
(この続きは後編にてお伝えします)
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