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ものづくりブログ
マシニングセンタを使った加工 ①
2019年08月15日
ものづくりでは、しばしばマシニングセンタ(MC)と呼ばれる装置を使うことがあります。
金属の切削、研磨、穴あけなどの加工を行うための装置で、動きはすべて数値制御で行います。
今回と次回で、マシニングセンタの原理・種類・特徴をご紹介します。
マシニングセンタを使う時は、まず機械内に材料を固定します。
工具を取り付けた「主軸」と呼ばれる部分が上下・前後・左右の3つの軸(XYZ軸)に沿って動くことで、材料を加工します。
XYZ軸にさらに斜めの軸を加え、5軸で主軸を動かす場合もあります。
マシニングセンタの形には、大きく横形、立形、門形(ガントリー型)の3つがあります。
横形は主軸が横向き(水平方向)に取り付けられたもので、立形は主軸が縦向きに取り付けられています。
門形は大型の素材の加工に使うもので、文字通り門のような大きな形をしていて、主軸は天井部分に下向きに取り付けられています。
マシニングセンタで加工をするときには、まず、CADで作る部品の設計図を作ります。
最近では、3D CADを使うケースもあります。
設計図ができたら、それを元にCAMと呼ばれるソフトウェアでプログラムを作成します。
ここでは、どこの加工にどんな工具を使うか、どんな速さで動かすかなどを設定します。
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ものづくりメソッド:マシニング
