ものづくりブログ

金型の種類とその特徴 前編

2019年07月20日

ものづくりを支えるもののひとつに、「金型」があります。

金型というのは、材料を製品の形に整える際に使うものです。

溶けた素材を流し込んで形を作るものや、板状の素材をプレスするなどして形を作るものがあります。


わかりやすい例を挙げると、たい焼き器なんかがそうですね。

たい焼き器でたい焼きを作るときは、溶けた素材を流し込んで、プレスして形を整えます。

たい焼き器でプレスするのはたい焼きの生地とあんこですが、ものづくりの現場ではあれと同じように溶けた金属を金型に流し込み、熱と圧力を加えて形を整えているのだと考えると、金型とはなにかがイメージしやすいでしょう。

(プレス以外の加工にも金型は使われるのですが、あくまでイメージです。)


金型にはいくつか種類があります。

代表的なものとその特徴をご紹介します。

・プレス型

材料に圧力をかけて形を作ります。

自動車の外装から雑貨まで、さまざまな製品を作るのに使用されます。

プレス型はさらに、抜き型、曲げ型、絞り型、圧縮型などに細かく分けることができます。

・樹脂型

・樹脂型

プラスチックなどの樹脂を成形するのに使います。

射出成形、圧縮成形、真空成形などの加工に使われます。

成形した部品は家電製品といったさまざまな製品に使われています。

(後編に続きます。)



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