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微細加工 マイクロリアクター

微細加工 マイクロリアクター

2016年10月11日

微細加工 マイクロリアクター

「マイクロリアクター」と聞いてピンとくる方が何人いるでしょうか。

貴重な薬品を化学合成する手法として研究されています。

「0.1mm」の管の中を流れると熱伝導が非常に良好となり、比表面積も大きくなります。

断面積がφ0.1mmの半円の溝をイメージしてみてください。

表面はツルツルに磨かれてます。

機械加工で金属材料にその形状を彫りこむとすると…。φ0.05mmのボールエンドミルで切削し、

研削もしてピカピカに磨く。または、放電加工用のマスターを作って…。

このマスターも微細な「凸」型が必要で、その凸の表面もツルツルに研削して…。

機械加工では限界に近い精密な加工が求められます。

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