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ものづくりブログ
マンホールのデザインと規格(後編)
2019年07月02日
前回はマンホール、それも最近話題のデザインマンホールについてお話しました。
(前回のブログはこちら)
今回はそんなマンホールについて、ものづくりの観点から少しご紹介します。
さて、マンホールのものづくりはと言うと、主に鋳鉄を高温で熱して溶かし、冷やし固めるという手法になります。
その後、バリ取りや表面を滑らかにする仕上げを行い、最後に職人たちが塗装を施すのです。
そんな過程を経て作られるデザインマンホールですが、下水道などのフタとして使うものである以上、高い安全性が求められるものでもあります。
そのため、安全性を高めるための仕様は、「日本グラウンドマンホール工業会」という団体により、統一規格が作られています。
たとえば、フタであればJIS G 5502同等以上の材質を使うこと、FCD600、700を使うこと、などですね。
どんな華やかな色を使った、かわいいキャラを使ったマンホールであっても、必ずこの規格を満たしています。
だからこそ、行政も私たちも安心してデザインマンホールを使い、楽しむことができるのです。
みなさんも、機会があればぜひ街歩きをしながらマンホールを見てみてはいかがでしょうか。
デザイン性が高いもの、個性的なデザインのものを見つけることができるかもしれません
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